伊豆1周、富士山五合目 1泊ツーリング 平成19年8月21日~22日

今年の夏のメインイベント。友人と一泊のぶらり伊豆周遊の旅。7時に海老名SAにて待ち合わせだが、5時に出たら1時間10分程度で到着。友人も6時半頃には到着。
東名で厚木ICから厚木小田原道路~真鶴道路~熱海ビーチラインを使って熱海に入る。海岸沿いの快適なツーリング。交通量も少なく最高。熱海は急斜面にたくさんのリゾート施設だろうか、まるでどこかの外国のようなたたずまいである。そこから海岸線をR135をたどって伊東を通過し石廊崎を目指す。途中海岸線の美しさに魅了されながらバイクを降りて写真を撮ったりする。
石廊崎は駐車場から約15分ほど遊歩道を歩くが、本当に絶景であった。昔千石船が難破しその帆柱を切り落としたものが神社に奉ってあった。こんな高いところまで本当に打ち上げられたのだろうか?
その後海岸線沿いにR136を進み松崎から内陸部へR15で進む。下田の方へ戻りながら途中でR414下田街道(天城街道)を上がっていく。
目的地は浄蓮の滝、旧街道にある天城隧道である。浄蓮の滝は駐車場から少し階段を下っていくとあった。とてもひんやりとしたオアシスのようであった。ポスターになりそうな良い写真が撮れた。少し戻って旧道の隧道を散策。友人は中をバイクで往復してくる。なんだか霊に取り憑かれそうで僕は尻込みしてしまった。石積みのトンネルを手作りした昔の人の苦労を偲んでみる。
さあ、今日の宿を探さないと。何件かあたって、川端康成が伊豆の踊子をそこで執筆したという湯本館という宿に気持ちよく受け入れてもらった。中には川端康成氏の記念資料室などもあり、由緒あるいい宿のようだ。
1泊2食で15000円だったが、その食事の豪華さと温泉の良さには★★★★★。またいつか訪れたいと思った。その日は友人と酒を適度に飲んで9時頃には消灯。なんて良い子なんでしょう。でも翌朝は3時半には起床。僕はいつもと同じペースであったが、友人には朝が早すぎたかな。朝風呂に入って朝食の旨いこと。3杯も食べてしまった。
宿の主人と仲居さんに見送られて、9時には宿を出発。R414~R136へ、途中マップに出ていた快適だというツーリングに適した道を行きたかったが、入り口を見過ごしてしまう。そのまま土肥へ。でもR136もなかなか良い峠道、この日は車両も少なく我が物顔に行く。
海岸線に出たらR17をひたすら沼津方面に行く。結構これも山の中を適度なワインディングで最高に楽しめた。友人が前夜飲みながら行き先を富士山の5合目と決めていたので、松林の海岸線をR163で行き、R139で富士へ上がっていく。途中からすごい濃霧、これは雲の中だったのかもしれない。富士山スカイラインからR152で新5合目PAへ。お昼はラーメンを食べたが、なんともまずかった。天気が良い時にまたここは来てみたい。帰りはR23から御殿場ICへ。
首都高に出てからはずっとひどい渋滞。バイクで良かった。本当に楽しいバイク三昧の二日間でした。良い夏の思い出ができました。
二日間の走行距離約
650㎞
 
真鶴道路~熱海ビーチライン
 
熱海市街
 
石廊崎灯台                    遊覧船
 
                          天城隧道
 
天城の旧道                     浄蓮の滝~♪♪
 
湯本館夕食                    湯本館朝食
 
透き通る海                 美しい海岸線
 
沼津近くの道路際の海はきれいだった         雨と霧がすごかった
 
富士山五合目登り口             ルート地図