R140で秩父~甲府へ  平成19年11月3日(土)

 今日は天気はまずまず。紅葉を見に行こうと秩父方面へのツーリングを企画する。友人は仕事に追われていて来られなかった。一人の寂しい旅である。
 R17を熊谷方面へ行くと、秩父へつながるR140に行けることを朝の電車の中でツーリング・マップルを見ながら発見する。秩父はバイカーたちが好んで行くワインディングロードのメッカである。朝5時はまだ真っ暗。もっと明るかったはずなのに夜明けまではまだまだ時間がある。闇夜をハイビームで照らしながらR17を進み。R140の入り口を見過ごしてしまった。R148はあったのに見あたらない。道の駅おかべまで行ってしまった。
 地図をもう一度よく見直す。R407だ。それがR140につながっているのだ。気を取り直して来た道を急ぐ。熊谷の近くで無事にR407を発見。すぐに旧道R17の所に熊谷警察署がある。そこら辺からR140になる。国道って変だなと思いながら、遠くの秩父の山々に向かって進んだ。
 まず長瀞を見学する。中学の時に遠足でここに来た覚えがある。そういえば記念写真が残っていたなぁ。懐かしい思いでR140から少し道を外れ岩畳を見に行く。
  長瀞の岩畳に下りようとすると、この前の台風で被害にあって工事している所があった。茶店のおばさんに聞くと近くの下りる道を教えてくれた。紅葉と岩畳の渓流、なかなか風情がある。少しのんびりと散策してみる。
  R140にもどり大滝を通過。途中浦上ダムなどいくつかのダムも絶景であった。適度なワインディングのある峠道は混んでいなければ最高のバイクロードだ。バイカーたちもたくさん見受けられた。紅葉を見に来た老夫婦などが多いこと。紅葉は年寄りのシンボルなのか~?人生の黄昏を重ね合わせて見ているのだろうか。まるで自分自身のようだ。
  R140は秩父を抜け長い長い雁坂トンネルを抜けると山梨に入る。この前仕事で行った笛吹川のフルーツパークの傍を通過する。先週ここにいたんだな、この道を通ったんだと、確認しながら進む。
 帰りは今日は中央道を使わないで帰ろうと思っていたのでR20に出る。何度も通った甲斐大和への入り口も発見。中央道とは違って文字通り下を行く。大月、相模湖、高尾山、八王子と向かう。都心に入ってくるとただの都会の道だ。混んでいて、何度も信号でストップしなければならない。疲れる~。高井戸から環八にのって笹目橋を過ぎて新大宮バイパスへ。帰宅は午後3時半。最後にガスを入れたがなんだか最近燃費が良いような感じがする。27.53㎞/㍑であった。チェーンとスプロケットの交換が生きているような気がする。余計なエネルギーのロスがなくなっているんだ。
  本日の走行距離 約355㎞

 

 

 

 

 


ルート地図